悩める人
会社や上司から評価されていないと感じる。
このような悩みに答えていきます。
この記事の信頼性
KH
この記事を書いている私は、某一部上場企業の管理職です。
役職は、店長、エリアマネージャー、スーパーバイザーみたいな仕事を兼任してやっています。
常に100名以上の社員やアルバイトのマネジメントをしています。
運営者KHのプロフィール KH(@motivation_kh)
私の立場を端的に説明すると、他人のモチベーションを上げる立場にあります。
毎日100名以上の社員・従業員のヒューマンマネージメントをしているわけですから、いわばモチベーションを上げるプロです。
本記事では、モチベーションが下がってしまう原因について統計を元に解説していきます。
統計=世の中の人が感じていることです。
この記事の内容
【厚生労働省データ】仕事のモチベーションが下がる原因ベスト10
本記事では、モチベーションが下がってしまう10の原因を統計を元に解説していきます。
同じ悩みを抱えている人はたくさんいます
おそらくこの記事を読んでいる方と同じ悩みを抱えている人はたくさんいます。
モチベーションが下がる10の原因
- 賃金が低い
- 評価に納得できない
- 職場のコミュニケーションが円滑でない
- 昇進に対する展望が乏しい
- 仕事を通じて学べるものが少ない
- 労働時間が長い
- 雇用の安定性に不安を感じる
- 会社の経営方針がわからない
- 責任が重すぎる
- 裁量性が低い
端的に言うと「給料が低い」「評価されていない」「人間関係が悪い」これらがモチベーションの下がる原因ベスト3となっています。
辞めたいと思った理由
- 給与や福利厚生が良くない
- 職場の人間関係が良くない
- 休日や残業時間などの待遇が良くない
- 仕事内容にやりがいを感じない
- 会社に安定性、将来性がない
- 仕事を正当に評価してもらえない
- 経営理念や社風が合わない
- 職場環境が合わない
- 希望の勤務地でない
モチベーションの下がる10の原因に当てはめてみましょう。
- 給与や福利厚生が良くない :①賃金が低い
- 職場の人間関係が良くない :③職場のコミュニケーションが円滑でない
- 休日や残業時間などの待遇が良くない :⑥労働時間が長い
- 仕事内容にやりがいを感じない :⑤仕事を通じて学べるものが少ない
- 会社に安定性、将来性がない :⑦雇用の安定性に不安を感じる
- 仕事を正当に評価してもらえない :②評価に納得できない
- 経営理念や社風が合わない :⑧評価に納得できない
- 職場環境が合わない
- 希望の勤務地でない
つまりモチベーションが下がる原因=辞めたいと思った理由とほぼ一致していることがわかります。
モチベーションを下げないために取れる対策を解説
モチベーションのメカニズムを理解する
- 「動機付け」「意欲」「やる気」といった意味
- 「内発的動機」「外発的動機」の2種類がある
内発的=自分から動機を持つこと、外発的=他者から動機を持たされること
根本的には、内発的動機、つまり、自分から能動的に興味を持って行動することが重要です。

モチベーションの源泉を理解する
モチベーションの源泉は4パターンに分かれると言われています。
自分がどの型になるか自己分析することで対策を講じることが可能です。
- 組織型:ステータスや役割を重視する人
- 仕事型:仕事そのものの目的やプロセス、自己評価を重視する人
- 職場型:上司やまわりの評価、仲間とうまくやれることを重視する人
- 生活型:家族の支援、時間のゆとりや休みの取り方などを重視する人

常時7割運転を意識する
モチベーション=持久力です。
全力疾走する→疲れて休憩する→また全力疾走する・・・
これは非常に非効率です。
体力が大きく削られて休憩時間も長くなってしまいます。
休憩が長くなることでモチベーションが低下していきます。
常に100%ではなく、7割の力で走り続ける。
3割程度の余裕を持って無理なく走り続けることが大事。

モチベーションコントロールできるようになると変わること
ポジティブに転換できるようになる
「この経験を糧にして・・・」とよく聞きませんか。その意味は以下の通りです。
- 何かつらいことがあっても「あの時の方がつらかった」と思える
- 苦しくなったときも「あの時に比べれば」と思えるようになる
つまり、つらいことがなくなります。
なぜなら、「あの時の方がつらかった」からです。
こうして過去の経験を自分の基準にすることでモチベーションの低下を防ぐことができるようになります。
自分に合った対策がわかるようになる
自分が何にモチベーションを抱いているか、自己分析を行うことで
つらくなったときの対策の打ち方がわかります。
- 今は少し時間を置こう
- ため込まずに〇〇さんに相談しよう
と「今」起きている状況を客観的にみつめられるようになるはずです。
つらいのは「今」の一時的なものであり、必ず解決策があるとわかればつらさも軽減されます。
つまりモチベーション低下を防ぐことができるようになります。
前向きに目標が立てられるようになる
ポイントは、「ちょっと無理め」な目標を立ててチャレンジさせることです。
コツは”ちょっと”無理めと言うところ。(”絶対に無理”では✕、”多分出来る”も✕)
人は今出来る範囲のことを頑張り続けても成長しづらいです。
例えば、50mを7秒フラットで走れる人がいたとしましょう。
- 7秒フラットで走れる回数を増やすことを目標にする
- 7秒を切ることを目標とする
自分ならどちらがモチベーションが上がりますか?
当然ながら、7秒を切ることを目標とすると思います。
スポーツに例えると非常にわかりやすいですが、これは仕事も同じです。
7秒を切る、つまり、ちょっと無理めな目標を立てることでモチベーションは上がります。
まとめ
- モチベーションの下がる原因と辞めたいと思う理由はほぼ一致している
- モチベーションを下げない対策を取るにはモチベーションのメカニズムを理解すべき
- モチベーションコントロールができるようになるとポジティブに転換することができる